お知らせ

IJU Camp2025

皆様、IJUをご存じでしょうか。
 
泌尿器科の先生方にとっては不要とは思いますが、一応説明すると、
日本泌尿器科学会の公式英文雑誌「International Journal of Urology」略してIJUです。
会員の先生方に毎月IJUのOnline versionが送られているかと思います。
 
当科の三井教授が総員8名の編集委員を担っており、
その下で澤田准教授が総員13名のIJU編集幹事を務めており、日夜編集業務をされています。
その業務の実際に関しては、あまりご存じでない方も多いのではないでしょうか。
 
簡単に説明すると、IJUに投稿されてくる論文に目を通し、掲載するか否かを検討されています。
なかなか、イメージが沸かない方も多いとは思うので例を挙げますと、
昨年(2024年)IJUに投稿された論文総数919編中、単純に編集幹事13名で割ると、
1名当り71編/年(5編/月・1編/週)の論文に目を通して判断をされていることになります。
 
当然、一人の編集員の判断で決まるわけではなく、複数名の合議の下に決まります。
それでは、具体的にどのようにその判断が行われているのか、
そのプロセスを知るための講演が、先日の日本泌尿器科学会総会でIJU Camp2025として開催されました。
(写真 澤田先生提供)
 
 
ここまで本文を読まれて、興味が沸いた方、詳細を知りたい方は、是非澤田先生から直接お話を聞いてください。
そして、この大変な編集作業をされている編集委員及び幹事の先生方に敬意と感謝を持って頂ければと思います。
 
文責;吉良 聡